2019/02/24
<序>
目に「錯覚」があるように、耳にも「錯覚」がある(「錯聴」というべきか)。
それが「空耳」である。
手前みそ(自家製のみそのことではない)になるが、私ほど「空耳」を研究してきた人はいないと思う (約15年以上…)。
シャーロックは「薬中毒」であったが、自分は「空耳中毒」である。
「空耳」という「音」の研究に飽き足らず、これまで自家製のみそではなく「空耳映像」も数多く作ってきた(データとしては、300を超える)。

これも、自分の中毒に付き合ってくれた数多くの「空耳サークル」の人たち(実際はかなり少数のマニア)のおかげだ。
この数多くの人たち(実際はかなり少数のオタク)の努力に応えるためにも、このThe valley of ear (耳の谷間(=空耳))の章では、空耳をもとに音の研究をしていくことにする。
1. Deep Purple (Burn)
英語と日本語の基本的な音の違いをざっくり表すと、次のようになる。
英語: 子ども(=子音)だけでもOK
日本語: 原則、子ども(=子音)は母親(=母音) と一緒。
母音 と子音というのは、ざっくりいうとこうなる。
母音: 「あ(a)、い(i)、う(u)、え(e)、お(o)」/子音:それ以外
たとえば、strikeと外来語の「ストライク」の発音を比べてみると、よくわかる。
strike - 発音 [straik]
ストライク - 発音 [sutoraiku]
まず、最初の部分に注目しよう。
英語のstrike: [st]のように子ども(=子音)どうしでつるんでいる。
日本語の「ストライク」: [suto]のように母親 (=母音(uとo))が付き添っている。
次に、最後の音に注目しよう。
英語のstrike: [k]のように子ども(=子音)のみで終わっている。
日本語の「ストライク」: [ku]のように母親 (=母音(u))が付き添っている。
とくに、英語は最後が子音で終わることが多いが、子音は母音を伴わないと、ほとんで「かすれた音」にしかならない。つまり、ほとんど「聞こえない」。
そのため、このような「空耳」が可能になる (Deep PurpleのBurn (紫の炎)より)。

とくに、you could not に注目してほしい。
You could not - 発音 [yu kud nat]
ここで、dとtがほとんど聞こえないため、実際にはこんな感じに聞こえる。
You could not - 発音 [yu kud nat] =「ゆくな(行くな)」
実際に確かめてみたい人はこちら ↓
https://www.amazon.co.jp/clouddrive/share/xQFVckNhDedZPDjQBABZWNmd7Twtg4xA5Ex2I91Q4gL
このように、英語では子音で終わるという特徴があり、この特徴のために、英語にはさまざまな音の変化が生じる。
この点については、改めて述べることにしよう。
(to be continued)
******* <補足コメント>*********
歴代の空耳サークルの部長:
たっくん(初代部長)、JJ福井(初代副部長)、まなやっこ(初代&ラスト マネージャー)
オカエルくん(2代目部長)、B藤くん(3代目部長)
ちなみに、どの代も部員はゼロであり、2代目と3代目は部長のみであった。
そのため、「空耳役者」は土下座して出演してもらった人たちがメインとなっている。
目に「錯覚」があるように、耳にも「錯覚」がある(「錯聴」というべきか)。
それが「空耳」である。
手前みそ(自家製のみそのことではない)になるが、私ほど「空耳」を研究してきた人はいないと思う (約15年以上…)。
シャーロックは「薬中毒」であったが、自分は「空耳中毒」である。
「空耳」という「音」の研究に飽き足らず、これまで自家製のみそではなく「空耳映像」も数多く作ってきた(データとしては、300を超える)。
これも、自分の中毒に付き合ってくれた数多くの「空耳サークル」の人たち(実際はかなり少数のマニア)のおかげだ。
この数多くの人たち(実際はかなり少数のオタク)の努力に応えるためにも、このThe valley of ear (耳の谷間(=空耳))の章では、空耳をもとに音の研究をしていくことにする。
1. Deep Purple (Burn)
英語と日本語の基本的な音の違いをざっくり表すと、次のようになる。
英語: 子ども(=子音)だけでもOK
日本語: 原則、子ども(=子音)は母親(=母音) と一緒。
母音 と子音というのは、ざっくりいうとこうなる。
母音: 「あ(a)、い(i)、う(u)、え(e)、お(o)」/子音:それ以外
たとえば、strikeと外来語の「ストライク」の発音を比べてみると、よくわかる。
strike - 発音 [straik]
ストライク - 発音 [sutoraiku]
まず、最初の部分に注目しよう。
英語のstrike: [st]のように子ども(=子音)どうしでつるんでいる。
日本語の「ストライク」: [suto]のように母親 (=母音(uとo))が付き添っている。
次に、最後の音に注目しよう。
英語のstrike: [k]のように子ども(=子音)のみで終わっている。
日本語の「ストライク」: [ku]のように母親 (=母音(u))が付き添っている。
とくに、英語は最後が子音で終わることが多いが、子音は母音を伴わないと、ほとんで「かすれた音」にしかならない。つまり、ほとんど「聞こえない」。
そのため、このような「空耳」が可能になる (Deep PurpleのBurn (紫の炎)より)。

とくに、you could not に注目してほしい。
You could not - 発音 [yu kud nat]
ここで、dとtがほとんど聞こえないため、実際にはこんな感じに聞こえる。
You could not - 発音 [yu ku
実際に確かめてみたい人はこちら ↓
https://www.amazon.co.jp/clouddrive/share/xQFVckNhDedZPDjQBABZWNmd7Twtg4xA5Ex2I91Q4gL
このように、英語では子音で終わるという特徴があり、この特徴のために、英語にはさまざまな音の変化が生じる。
この点については、改めて述べることにしよう。
(to be continued)
******* <補足コメント>*********
歴代の空耳サークルの部長:
たっくん(初代部長)、JJ福井(初代副部長)、まなやっこ(初代&ラスト マネージャー)
オカエルくん(2代目部長)、B藤くん(3代目部長)
ちなみに、どの代も部員はゼロであり、2代目と3代目は部長のみであった。
そのため、「空耳役者」は土下座して出演してもらった人たちがメインとなっている。