The valley of ear (ch. 18)

<クリスマス特別編>

令和最初のクリスマスは、通称N館の自称ベーカーストリートに多くのサンタが現れ、にぎやかだった。
(ベーカーストリートについてはThe case study of Sukelock Holmes (Intro.)を参照)

The valley of ear (ch. 18)

今回は、クリスマス特別企画として、素敵な「空耳」をプレゼントする。


18. Michael Jackson (Smooth Criminal)

マイケル・ジャクソンといえば、空耳界でもキングである。

その中でも、Smooth Criminalは「伝説」の空耳作品である。
なんといっても、最初に見つかった空耳の続きが、15年後に見つかったのである。

The valley of ear (ch. 18)

続編に関しては、「めちゃめちゃリズムがいい」と木村カエラさんが絶賛している。

The valley of ear (ch. 18)


実は、その後にもさらに続きの空耳を発見していた。

残念ながら本家(タモリ倶楽部)に応募したが採用されず「お蔵入り」になってしまった。
しかし、その「お蔵入り」となった空耳は、空耳サークルで映像化してある。

The valley of ear (ch. 18)


今回は、この空耳作品をクリスマスプレゼントとしてお届けする。
「本家の2つの空耳作品+自主製作空耳作品」

実際の映像はこちら ↓

https://www.amazon.co.jp/clouddrive/share/5kM79cwCgkKe1AQrC1bulyBCtpEy0uvycz7NhQ6lZYj


Smooth Criminalは冒頭部分に3つの空耳がある、すごい作品なのである。
(マイケル・ジャクソンは空耳で有名とは思ってなかっただろうなぁ。)


≪補足映像資料≫

クリスマスソングに「赤鼻のトナカイ」という歌がある。

しかし、実際のトナカイの鼻は赤くない。

The valley of ear (ch. 18)

なぜ、トナカイの鼻が赤いのだろうか?

これは、英語特有のリズムからきている。

英語は単語の頭の子音を揃える「頭韻」を好む。

実際、ディズニーのキャラクターや、人名、商品名、映画のタイトルなど、頭文字の音を揃えているものが多い。
(『ネーミングの言語学』 窪園晴夫 著より)

The valley of ear (ch. 18)

同じように、頭韻を踏むためにトナカイは赤い鼻をしている

The valley of ear (ch. 18)
The valley of ear (ch. 18)


実際にこの ↓ サイトで歌を聞いて、英語の頭韻のリズムの良さを体感してほしい。

https://www.youtube.com/watch?v=hega-GxyW6o



(to be continued)


**** <補足コメント> ****

空耳サークルはB藤くん(3代目部長)以来、部員が不在である。

しかし、令和になって、空耳を見つけるたびに「イラスト」付きで知らせてくれる逸材が出てきた。

このM原くんが空耳サークルに入部してくれると、5年ぶりに空耳サークルの部員が誕生となる。
(前回のサッカーWCで大活躍した「エムパぺ」にちなんで、M原くんのことを「エムバラ」くんと呼ぼう。)

The valley of ear (ch. 18)

味のある、いいイラストである(アナログ的なところもいい)。

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コンサルタント言語探偵 (自称)

我々が言葉を用いるときに、暗黙のうちに、何らかの規則に従っていることは明らかである。しかし、一体どんな規則に従っているのであろうか?たとえば、
「人の悪口は言わない!」の「人」は「他人」のことである(=「他人」の悪口は言わない!)
「人の悪口を言うな!」の「人」は「自分」のことを指せる(=「俺」の悪口を言うな!)

なぜ、「人」が「他人」も「自分」も指せるのかを説明することは難しいが、日本人ならいとも簡単に使える。

規則をはっきり意識できない、説明できないのに使える。

ここに「ヴィトゲンシュタインのパラドックス」が存在する。

言語は面白い。そのなぞ解きはさらに面白い。

The only promise a puzzle makes is an answer.

誰に頼まれることがなくても、言語の謎を解明し続けるが、依頼はいつでも受け付けている。

There's nothing more hazardous to my health than boredom.